借金と誘惑と限度

何故、借金してしまうのか考えたことはあるでしょうか。お金が足りないからや現金を使いたくないから等々、理由は様々だと思います。けれど、これらに共通して言えることは甘えです。お金を貸してくれる人がいる。ただそれだけの事に思えますが、そこに人は必ず甘えてしまいます。お金を借りられると言う現実が借金と言う誘惑を生むのです。

この誘惑はなくなることはありません。何故ならば、世間はこの誘惑が良いと判断しているからです。誘惑がなくならない世の中で借金をしない為には、誘惑に負けない自分でいるしかないのです。

お腹がすいている時、夕飯まで我慢出来ずに食べる摘み食いはとても美味しいです。

けれど、摘み食いをしすぎては夕飯が食べれなくなってしまいます。借金も同じです。給料日まで我慢出来ず、少しくらいならと思ってするのなら取り返しはつきます。ですが、給料日までに多くの借金を積み重ねてしまっては取り返しがつかなくなります。限度と言うものを理解した上で借金を利用出来れば、それは良いことです。限度を知らなければ逆に借金に飲み込まれてしまいます。

これが、借金を積み重ねない為に覚えておいて欲しいことです。限度は、人それぞれ違います。将来的にみても、何の支障もなく借金を返せる自信がある所までです。ぎりぎり返せるどうかでは、すでに限度を越えているのです。借金で言う限度とは、限界ではなく余裕を持てるかどうかなのです。

余裕を持って借金をするのならば、困る事はないでしょう。借金は一概に悪いとは言えませんが、現実的に無理であり過度な借金は良くないのです。借金を返す為に借金をする、つまり借金に追われることになった時、家族や友達から借金をすることになるでしょう。

その時、借金を返す為に借金をする人に借金を返すことは出来るでしょうか。自分の不本意な借金から家族や友達までも巻き込む事になるのです。借金をした時は、ほんの些細な幸せを感じるかもしれません。ですが、その為に大切なものを失うことは幸せとは言いません。

袋は一杯にならぬうちに縛れ。

と、ことわざにもあるように欲張ることは良くないのです。借金とは現金が増えるわけではありません、欲張っても増えるのは現金ではなく借金です。限度をわきまえると言うことをしっかり心に刻んでいれば借金を積み重ねてしまうこともないでしょう。借金を積み重ねない為には、心を鍛えなければなりません。

心を強くすることが、借金を積み重ねない為に一番重要なことなのです。